働く人のためのオンライン健康診断相談外来
働く人のためのオンライン健康診断相談外来
健康診断の結果に「要再検査」「要精密検査」と書かれていた。でも平日は仕事を休めず、結果用紙を引き出しにしまったまま——。そんな方は少なくありません。
当院では、健診結果をご自宅などからビデオ通話で相談できる「オンライン健康診断相談外来」を行っています。昼・夕方・夜の時間帯に対応した保険診療で、まずはオンラインで相談し、必要なときだけ来院していただく、という使い方ができます。
ただし、オンラインには「できること」と「できないこと」があります。この記事では、その境目を、健診の項目ごとにできるだけ正直にご説明します。健診結果そのものの見方や放置のリスクについては、健康診断で「要再検査」と言われたらのページもあわせてご覧ください。
健康診断で「要再検査」と案内されても、実際に次の受診につながる割合は高くないことが知られています。自覚症状がないこと、平日に休みづらいことなどから、つい先送りになりがちです。けれども健診の目的は「症状が出る前に体の変化を見つけること」にあります。
そこで当院では、まずオンラインで相談 → 必要なときだけ対面という入口をご用意しています。仕事の昼休みや、夕方・夜の時間帯にもご利用いただけます。
当院・他院・職場のいずれの健康診断結果でも、結果用紙を見ながら医師にオンラインで相談できる保険診療の外来です。判定区分(A〜E)や「要再検査」「要精密検査」の意味、次にどうすればよいかを、一緒に確認していきます。
大切な前提として、これは健康診断そのものをオンラインで行うものではありません。健診には採血や身体測定など対面でしか行えない検査が含まれます。本外来は、あくまで結果を受け取った後の「相談・生活の見直し・必要に応じた治療の開始」が中心です。
ご利用には「デジスマ診療」アプリのインストールと、クレジットカードのご登録が必要です(流れは後半でご案内します)。
オンライン診療は、厚生労働省「オンライン診療の適切な実施に関する指針」のもとで実施される診療形態です。当院は、総合病院での内科診療・在宅医療・企業の産業医という現場で、健診後のご相談に数多く携わってきました。結果の優先順位づけと生活の立て直しを、オンラインでも支援します。
一方で、次のものはオンラインでは行えません。
本外来で「対面が必要」と判断したものは、当院の外来・特定健診・再検査へそのままご案内します。オンラインで行き止まりになることはありません。
健診で指摘されやすい項目ごとに、オンラインでどこまでできるかをまとめました。表の「来院」は対面での受診を指します。
| 健診項目 | オンラインでできること | 来院(対面)をおすすめする場合 |
|---|---|---|
| 高血圧 | 降圧治療の開始が可能。家庭血圧での経過確認も | 開始後、効果や副作用の確認のため来院をおすすめすることがあります |
| 脂質異常症(LDLなど) | 治療の開始が可能 | 開始後、効果や副作用の確認のため来院をおすすめすることがあります |
| 高尿酸血症(尿酸高値) | 治療の開始が可能 | 開始後、効果や副作用の確認のため来院をおすすめすることがあります |
| 血糖・HbA1c | 明らかな糖尿病であれば、まず治療の開始が可能 | 効果や副作用の確認のため、診察後に来院をおすすめすることがあります |
| 貧血 | 症状があれば、改善のための処方が可能 | 貧血の原因を調べるために来院をおすすめします |
| 肝機能(AST・ALT・γ-GT) | 結果の説明、生活面の助言 | 腹部超音波などが必要なため、来院をおすすめします |
| 腎機能(eGFR・クレアチニン) | 結果の説明 | 採血の再検査や原因の評価のため、来院をおすすめします |
| 尿検査(尿蛋白・尿潜血・尿糖) | 結果の説明 | 血液検査の追加が必要なため、来院をおすすめします |
| 心電図 | 具体的な所見の記載があれば説明が可能 | 「異常所見あり」とだけ記載の場合は、再検査が必要なため来院をおすすめします |
| 胸部レントゲン | 結果の説明 | CT検査をおすすめするため、来院をおすすめします |
| 胃部X線(バリウム) | 結果の説明 | 胃内視鏡が必要なため、来院をおすすめします |
| 便潜血(大腸がん検診) | 結果の説明 | 大腸内視鏡が必要なため、消化器の受診(来院)をおすすめします |
| 視力・眼圧 | — | 眼科での検査が必要なため、対面受診をおすすめします |
| 聴力 | — | 耳鼻科での検査が必要なため、対面受診をおすすめします |
※表で「できる」とした項目も、症状や経過によっては、より安全に進めるために対面での診察・検査をおすすめすることがあります。血圧・血糖・脂質・尿酸などの数値別の考え方は、高血圧・糖尿病・脂質異常症・高尿酸血症・痛風の各ページでも解説しています。
職場の健診で「要再検査」と言われても、平日の通院が難しく、そのままになってしまう——。働き盛りの世代ほど、受診のハードルは高くなりがちです。
当院院長は、産業医として複数の企業で従業員の健康診断後のフォローに携わってきました。その経験から、昼・夕方・夜の時間帯×オンラインという、忙しい方でも使いやすい入口をご用意しています。「まず相談し、必要なときだけ対面」という流れで、健診の結果を次の一歩につなげやすくします。
企業のご担当者の方へ。従業員の健診後のご相談の入口としてもご利用いただけます。なお当院は足立区の特定健診実施機関です。対面での検査が必要になった場合も、当院でそのまま受けていただけます。
実施時間(土曜・日曜・祝日は実施していません)
| 時間帯 | 実施曜日 |
|---|---|
| 昼 12:30〜13:00 | 水・金 |
| 夕方 17:15〜17:45 | 月〜金(毎日) |
| 夜 21:00〜22:00 | 月〜金(毎日) |
※夜(21:00〜22:00)の診療でお薬の処方があった場合、処方箋は翌営業日(土曜を含む)の昼までに、ご指定の薬局へFAXで送信します。お薬の受け取りはその後になりますので、あらかじめご了承ください。
料金:保険診療です(窓口でのご負担は、加入されている保険の自己負担割合に応じます)。お支払いはアプリでのクレジットカード決済になります。
健診結果を手元に、まずはオンラインでご相談ください。
西新井内科クリニック(足立区西新井本町)
お電話:03-3840-4146
関連ページ
いいえ。採血・身体測定・レントゲンなどは対面が必要で、健康診断書の発行もオンラインではできません。本外来は、健診結果を受け取った後の相談・治療の入口です。
はい。他院や職場で受けた健診結果でも結構です。結果用紙の写真やデータをご用意ください。
高血圧・脂質異常症・高尿酸血症や、明らかな糖尿病などは、治療の開始が可能です。ただしオンライン初診では、医学的情報が十分に確認できない場合は原則7日分までの処方となります。お薬手帳や過去の健診結果を事前にご提示いただくなど情報が確認できる場合は、より長期の処方が可能です(当院では最大30日分まで)。
保険診療です。窓口でのご負担は加入されている保険の自己負担割合に応じます。お支払いは専用アプリ(デジスマ診療)でのクレジットカード決済になります。
平日に対応しています。昼(12:30〜13:00)は水・金、夕方(17:15〜17:45)と夜(21:00〜22:00)は月〜金です。土曜・日曜・祝日は実施していません。
夜の診療で処方があった場合、処方箋は翌営業日(土曜を含む)の昼までに、ご指定の薬局へFAXで送信します。お薬の受け取りはその後になります。
オンラインでは発行できません。実測の検査が必要なため、対面の健診をご案内します。
「自覚症状がない」「忙しい」は、健診結果を放置する理由にはなりません。まずはオンラインで相談し、必要なときだけ対面につなぐ——その第一歩を、昼・夕方・夜の時間帯からお選びいただけます。
「要再検査」「要精密検査」と書かれていたら、健診結果を手元に、一度ご相談ください。
参考:厚生労働省「オンライン診療の適切な実施に関する指針」(mhlw.go.jp)/労働安全衛生規則 定期健康診断の項目/日本人間ドック・予防医療学会 判定区分。
本記事は西新井内科クリニック院長 森田知宏(内科)によるものです。総合病院での内科診療、在宅医療、企業の産業医という現場で、健康診断後のご相談に数多く携わってきました。詳しい経歴は医師紹介ページをご覧ください。本記事は一般的な情報提供を目的としたもので、個別の診断・治療に代わるものではありません。
最終更新:2026年6月。オンライン診療は国の指針に基づいて実施します。記載の処方日数・実施時間・料金等は変更される場合があります。検査結果や症状についてのご相談は、医療機関を受診してください。
以下の場合はオンライン診療をおすすめしません
当院は、厚生労働省「オンライン診療の適切な実施に関する指針」および関係法令(医療法等)を遵守して、オンライン診療を実施しています。患者さんに安心してご利用いただけるよう、当院の実施体制を以下のとおり公開します。
当院のオンライン診療は「デジスマ診療」アプリ(エムスリーデジカル株式会社)を使用します。通信は暗号化され、患者さんの医療情報は安全に取り扱われます。使用システムにおける個人情報・セキュリティの取扱いについては、デジスマ診療のプライバシーポリシーをご参照ください。
当院は、厚生労働省が示す「オンライン診療基準」および「オンライン診療の適切な実施に関する指針」の各項目を遵守して実施しています。遵守状況の詳細は、基準等遵守の確認をするためのチェックリスト(PDF)をご参照ください。
TOP